みちのく伝統建築研究会

ごあいさつ

 私は1986年から2018年まで30年余りの間に35棟ほどの古民家を「高断熱高気密構造補強住宅」に作りかえました。家々は古くは江戸時代中期から、昭和期までに及びます。
 携わったすべての建物は、文化財的価値と品位を損なうことなく元の美しい空間を再現したうえで、寒くなく、暑くなく、健やかに暮らせる家を提供できたと自負しています。

 しかしながらこの仕事は大変難儀で、一筋縄ではいかないのです。そこで、30数年間にわたり独自に開発してきた修復の手法を惜しみなく公開することに致しました。

 私はこのたび『古民家復権Ⅱ』を「みちのく伝統建築研究会」から出版いたしました。

 出版の目的の一つは、喜寿を迎え、残された自身の寿命の短さに鑑み、生涯の仕事としてきた、「古民家を美しく快適な環境にして次世代に残す」という仕事をどのようにしたら、広く知ってもらい、継承してもらうことができるかを本気で考えたからです。

 この度『古民家復権Ⅱ』の出版に当たりましては、2001年に「みちのく伝統建築研究会」から出版した『古民家復権』は、古本が高価で入手困難なことから、第1章と第2章を復刻のうえ掲載しております。一人でも多くの方々に『古民家復権Ⅱ』を手に取っていただきたく当ホームページを開設した次第です。

プロフィール

安井やすい 妙子たえこ

一級建築士

1948年 宮城県生
1969年 宮城工業高等専門学校建築学科卒業
大和ハウス工業株式会社、(有)安井設計工房を経て、現在、安井妙子あとりえ及びみちのく伝統建築研究会主宰
2005年~ 阿部和建築文化研究所主幹研究員

業務

古民家の高断熱高気密構造補強修復の設計監理

著書

『古民家復権-冬も快適に暮らす』 宮澤智士・安井妙子

建築修復学会叢書 みちのく伝統建築研究会 2001。

古民家の高断熱高気密構造補強修復工事報告書

阿部和建築文化研究所発刊多数

受賞歴

2002年6月
(社)日本建築学会東北支部主催 第22回東北建築賞にて「業績賞」
業績名 「古民家の現代的再生-断熱・気密改修技術の確立にむけた一連の業績-」

2011年2月
(財)建築環境・省エネルギー機構主催『第4回サスティナブル住宅賞』にて「羽生の家」に対し改修部門 「国土交通大臣賞」 他多数

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